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状態別 平均買取価格
以下のグラフは、TL1000Sの中古車取引相場を表しています。一般的に、以下の金額の30%~80%程度で買取される傾向にあります。
走行距離ごとの査定相場も異なり、売るタイミングによっては走行距離が浅いほど買取価格も上昇する傾向にあります。
走行距離 | 平均取引額 | 取引台数 |
---|---|---|
10000km | ¥180,000 | 2台 |
15000km | ¥271,800 | 1台 |
20000km | ¥113,400 | 2台 |
30000km | ¥142,650 | 4台 |
50000km | ¥135,900 | 8台 |
50000km以上 | ¥122,040 | 5台 |
スズキ TL1000Sの高価買取査定のポイントとして、走行距離や車両の状態が挙げられます。また、リコールが複数あった車両ですので、しっかりと対策されている車両かどうかがチェックされるでしょう。サスペンション周辺部分のクラック等も要チェックされる部分です。
スパルタンな乗り味が人気なTL1000シリーズですが、過激に走行された車両や長くに渡り使われた車両に関しては不具合も少なくないでしょう。保管状況が良く大切に乗られていた車両は、バイク買取業者によっては予想以上の高評価になるかもしれません。
スズキ TL1000Sは、1997年に発売されたスポーティなリッターツインマシンです。
アルミトラスフレームにハーフカウルを組み合わせたモデルで、エンジンは995cc水冷4ストローク90度Vツインエンジンを搭載。
Vツインエンジンを搭載しているものの、高回転寄りのパワー特性が特徴的です。セミカムギアトレーンの採用や、高速走行時に走行風を積極的に取り入れるラムエアインテーク機構を搭載し、当時のツインエンジンとしては非常にハイパワーな125馬力(輸出仕様)を発揮しました。燃料噴射装置(FI)に関しても2ステージ式が採用され、高回転でも安定した燃料供給を実現しています。
初期型のフライホイールは非常に軽量なものが使用されており、セッティングも相まって低速域が扱いづらい車両として有名でしたが、その後のフライホイール変更やセッティングの見直しにより扱いやすさが向上しています。
リコールにより、純正でステアリングダンパーが装着され、スパルタンな乗り味から安定したフィーリングに変更されました。
兄弟車のTL1000Rはレース対応仕様として1998年に登場した車両で、空力重視のフルカウル仕様が外観上の大きな違いです。また、鍛造ピストン採用等、エンジン本体への変更も行われて135馬力(輸出仕様)を発揮する程のハイパワー車両です。