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状態別 平均買取価格
ハーレーダビッドソン:スポーツスター883のXL系エボエンジンを搭載したモデルは1984年のデビューから今年で33年間も売れ続けているカンパニーきっての名車です。そしてスポーツスター883の基本コンセプトである空冷VツインOHV4カムというスタンスを登場からずっと守り続けており、その外観もベルトドライブへの変更やラバーマウントエンジンへの変更、フューエルインジェクションへの変更など、マイナーチェンジはあるもののすでに普遍的なスタイルを確立しているため、年式に関係なく人気があります。1994年から2003年までのスポーツスター883はキャブレター仕様なので、チューニングの変更によってレーシーに仕立てたり、「リジッドスポーツ」と称されるナローフレームなので、チョッパーやボバーを造るためのカスタムベースとして使用されたり、とにかく人気が高いモデルになっています。2004年から2006年までのスポーツスター883はラバーマウントフレームに変更されていて、振動が少なく乗りやすいため、純正のままで乗る分にはロングツーリングにとても適しているので、年齢性別関係なく人気のモデルとなっています。2007年から2017年までのスポーツスター883は高年式と呼ばれていて、フューエルインジェクションへと変更されています。これによってカスタム性やチューニング性の自由度はなくなってしまいましたが、ヒットモデルのフォーティーエイトやミルウォーキーエイトなどが多くラインナップされているので、よりアメリカンなテイストを楽しめるため人気となっています。気になる買取相場ですが、基本的にはどの年式でもスポーツスター883が持つ歴史とブランド力があるため、いつでも一定の需要がある状態となっているので高額買取が期待できるでしょう。
スポーツスター883はカンパニーラインナップきっての扱いやすくタウンユースに適したモデルとして周知されているので、住宅や道路事情の狭いここ日本では絶大な人気を誇っています。また車高が低いので足つき性がよく、重心がボトムにあるので走行安定性がよく、大型バイク初心者でも楽に取り回し出来るため、老若男女かかわらず大型ビギナーバイクとして多く選ばれています。そして何と言ってもスポーツスター883の特徴といえばカスタム幅の広さです。定番のマフラー、エアクリーナー変更から、フレーム加工を要するチョッパー、ボバー、ダートトラッカーなど、カスタムパーツは純正品も社外品も星の数です。昨今のハーレーカスタム熱の盛り上がりから、スポーツスター883を専門に取り扱うカスタムショップも全国的にふえています。有名カスタムビルダーが手がけたカスタム車のスポーツスター883ならば、買取額もアップするかもしれません。もし売却を迷われているなら、カスタムされたスポーツスター883がどのくらいの買取額になっているのかを買取業者などに一度聞いてみるのも良いでしょう。