おかげ様でご利用者数79万人突破
以下のグラフは、KH250の中古車取引相場を表しています。一般的に、以下の金額の30%~80%程度で買取される傾向にあります。
走行距離ごとの査定相場も異なり、売るタイミングによっては走行距離が浅いほど買取価格も上昇する傾向にあります。
走行距離 | 平均取引額 | 取引台数 |
---|---|---|
5000km | ¥1,039,500 | 2台 |
15000km | ¥822,600 | 2台 |
20000km | ¥618,000 | 3台 |
30000km | ¥706,800 | 6台 |
50000km | ¥545,400 | 2台 |
カワサキ KH250の高価買取査定のポイントとして、保管状況やパーツの状態が挙げられます。フルオリジナルで良好なコンディションを保っている車両は非常に少なく、高価買取の対象となるでしょう。旧車の中でもパーツ等欠品により、流用なども珍しくない車両です。カスタム車両に関しても一定の需要がありますが、加工等が発生している場合はその旨をしっかりと記録しておくことが大切です。ボルトオンで流用できる範囲に留めている車両と、ワンオフの加工を施してある車両では、バイク買取業者の評価も異なってくるでしょう。
カワサキ KH250は、2ストローク3気筒エンジンを搭載する「KHシリーズ」の250ccモデルとなります。KHシリーズは、カワサキのジャジャ馬車両と呼ばれた「マッハ(MACH)シリーズ」の後続としてラインナップされました。エンジンは350SSをボアダウンしたものを使用した為、KH・マッハシリーズのラインナップ中では珍しいロングストロークタイプとなっています。
250SSマッハⅠ(S1)の後継車種となり、KH400にも採用されたフロントディスクブレーキへの変更により、課題であった制動性能を強化。エンジンは初期型の250SSと比較するとマイルドな特性へと変更されましたが、軽く吹け上がる2ストローク3気筒エンジンの独特なフィーリングは健在です。兄弟車は350cc~750ccと幅広く、「ジャジャ馬」という印象も強いですが、KH250に関しては兄弟車と比較すると「想像していたよりも乗りやすい」と感じられるでしょう。
一方「2ストローク3気筒の旧車」というのは間違いなく、メンテナンス等においては現行車と比較にならない程、手間が掛かります。2ストロークエンジンが発する煙の臭いや、現行車ではあまり体験することのないような不調も発生します。しかし、そのような部分が魅力でもあり、「ただの機械では無い、相棒のような存在」という、独特の魅力を感じさせる瞬間があるのも事実です。