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状態別 平均買取価格
以下のグラフは、VTR1000Fの中古車取引相場を表しています。一般的に、以下の金額の30%~80%程度で買取される傾向にあります。
走行距離ごとの査定相場も異なり、売るタイミングによっては走行距離が浅いほど買取価格も上昇する傾向にあります。
走行距離 | 平均取引額 | 取引台数 |
---|---|---|
1000km | ¥88,200 | 1台 |
3000km | ¥349,200 | 1台 |
5000km | ¥113,400 | 1台 |
10000km | ¥245,880 | 5台 |
15000km | ¥185,220 | 15台 |
20000km | ¥177,300 | 14台 |
30000km | ¥138,938 | 32台 |
50000km | ¥119,231 | 48台 |
50000km以上 | ¥86,209 | 47台 |
VTR1000Fの高価買取査定のポイントとして、転倒歴や保管状況がポイントとなるでしょう。
転倒歴はラジエーターやフレームへのダメージと繋がる為、マイナス評価となります。一方で、転倒歴無しのワンオーナー車両は高価買取となるでしょう。球数が少ない後期モデルの車両も、高価買取が期待できます。
ホンダ VTR1000F(ファイアーストーム)は、同社が販売するVツインエンジンを搭載するスポーツオートバイです。日本では「ファイアーストーム」の名称が与えられています。
VTR1000Fは、絶対的パワーを追求せずVツインエンジンの持つ低速~中速における軽快感を重視したスポーツバイクとして開発されました。
開発コンセプトは「心震わすスーパーVツイン」。200km/hを超えた際の重量配分も意識されており、レーサーNS500で用いられていたサイドラジエーター方式を採用することによりエンジンを前方にマウントすることに成功しています。更なる高速走行時の安定を目指すため、ホイールベース延長ではなく市販車初のピポッドレスフレームを採用した点も大きなポイントでしょう。
前期型は輸出仕様で110馬力(日本仕様93馬力)を発揮し、用いられたキャブは48φと2輪車としては非常に大きなサイズとなっています。ピストンは98mm径となっており、これまた従来のホンダ製オートバイとしては非常にビックボアな設計です。
2001年に大幅なマイナーチェンジが行われました。前期型ではリッタークラスとしては小さめであった16Lタンクを18Lまで拡大し、メーターデザインやハンドルポジション・フロントフォークセッティングの変更が行われています。排ガス規制対応の為、二次エア導入装置が設けられており、輸出仕様車が106馬力へと改められました。
2003年には日本仕様としての最終モデルとなる「SPECIAL EDITION」が限定100台で発売。輸出仕様はその後2007年仕様まで販売され、生産終了となりました。
ホモローゲーションモデルとしては「VTR1000SP」が販売されていましたが、設計等が大きく異なります。