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バイクのブーツ(シューズ)の買取で失敗しないためのポイント

バイクのブーツ(シューズ)の買取で失敗しないためのポイント
ライター名
バイク比較 (ばいくひかく)
ライター

バイクのブーツ(シューズ)は処分よりも買取のほうがお得

ブーツ(シューズ)の処分にかかる手間と注意点

バイクに乗るうえで、ライダーの好みがもっとも出るのがブーツです。

競技用のレーシングブーツからプロテクション重視のオフロードブーツ、軽やかなロードブーツ、今どきのスニーカータイプ、ゴアテックスのツアラーブーツ、アメリカンバイカーブーツなど、バイク用品店にいけば様々なカテゴリーのブーツがあります。

用途や目的に合わせたバイクのブーツがいくつも必要になりますよね。

そんなしょっちゅう買い替えが必要となるバイクのブーツですが、処分の方法についてはなかなか多くを語られていないのが現状です。

方法としては大きく二つに分けることができ、「自分でバイクのブーツを処分する」もしくは「バイク買取会社にお願いして引きとってもらう」のどちらかです。

バイクのブーツを自分で処分しようとする場合は、一般的に「可燃ゴミ」として出すことができます

しかし、まれにプロテクターが使われているレーシングブーツなどは「不燃ゴミ」扱いとなる自治体もあるのでチェックしてから処分するようにしましょう。

人気のバイクのブーツブランド、ガエルネやアルパインスター、エルフをタダで手放してしまうのは非常にもったいないです。

バイクのブーツ(シューズ)を高く売るコツ

【ブランド】人気のメーカーのほうが買取額は高くなる

ブーツの種類 代表的なメーカー 利用者割合(%)
カジュアルシューズ ナイキ 45%
バンズ
アディダス
ジャムズゴールド
レッドウィング
ライディングシューズ ELF 21%
ガエルネ(Gaerne)
RSタイチ
Synthese14
TCX
コイネ
シンプソン
ライディングブーツ SIDI 16%
ダムトラックス
ホーキンス
レーシングブーツ XPN018 XP-3S 6%
VORTICE AIR
アルパインスターズ
オフロードブーツ E-MX9 W2 6%
FORMA
その他 不明 5%

小型バイクやスクーターで、ラフに街乗りするときは、ナイキやアディダス、バンズといったスニーカー。

ストリート系ではレッドウィングやジャムズゴールド、ホーキンス、ダムトラックス、シンプソンといったワークブーツ。

ツーリングのときはエルフやガエルネ、アールエスタイチ、FORMAといったライディングブーツ。

スポーツ走行やサーキットではTCXやコミネ、SIDI、アルパインスターズといったレーシングブーツが人気でした。

【状態】新品に近い状態のブーツのほうが買取額は高くなる

バイクのブーツをヤフオクやリサイクルショップで中古で買うとなると、気になる部分は「使用や転倒などによる消耗具合」と「付着した汗やにおい」でしょう。

これはバイクのブーツの素材によって違いがでます。

例えば革(レザー)のバイクのブーツは、使えば使うほど表皮がなじんで長持ちするので、使用感をビンテージの風合いだと思えば消耗具合はさほど気になりません。

馬毛ブラシでブラッシングしてブーツオイルを使って革のお手入れをすれば更に風合いが増します。

専用のブーツオイルと馬毛のブラシを使ってメンテナンス後、陰干しをすれば、しみ込んだ汗やにおいも消すことができます。

合成皮革のブーツのお手入れはオイルではなく乳化性クリームを使用します。インナーはウェットクロスでしっかり汚れを拭きましょう。消臭スプレーも忘れずに吹きましょう。

まずはブーツ表面をブーツブラシで軽くブラッシングしウェットクロスで汚れをふき取ります。

その後、乳化性クリームで補色して、最後の仕上げに撥水スプレーを吹きかけましょう。

合成皮革のブーツのインナーの汚れは中性洗剤を使ってクロスでふき取れます。

インナーを洗ったときはしっかり乾燥させてから消臭スプレーを吹きかけましょう。

バイクのブーツを買取してもらう前に少しお手入れをしてあげれば、買取額がアップするかもしれませんね。

【売却先】高く売るなら「個人売買」、手間なく売るなら「(車体と一緒に)買取業者へ売却」

ブーツ(シューズ)の売却方法 割合 平均買取額
①ブーツ(シューズ)だけ別の会社(用品店など)に引き取ってもらった 48% 2,550円
②ブーツ(シューズ)だけ個人売買で売却した 36% 4,540円
③友人・知人に無料で譲渡した 12% -
④バイクと一緒に買取してもらった 5% 3,750円

ブーツ(シューズ)の売却先で一番多かったのが「バイク用品店」や「リサイクルショップ」

バイク用品店のスタッフは人気のバイクのブーツブランド「ガエルネ」や「レッドウイング」、「アルパインスターズ」などの様々なモデルを熟知しています。

個人売買と違って売却にいたるまでの手続きが非常に簡単で、また会社によってバイクのブーツの買取を行っているかどうかは事前に調べておけば、ほぼ確実に買取してもらうことができます。

もちろんブーツそのものの使用感や転倒などによる傷、消耗具合などで査定額は変わってくるということを忘れないようにしましょう。

一方で、バイクの車体を売却するときに、バイクのブーツをどのように処分すればよいのかわかっていないという人は多く、(バイク買取業者に)バイクの車体と一緒にバイクのブーツの査定額を聞いてみたら「意外と高額だったから売却した」という人も中にはいるようです。

バイク買取業者へのブーツの売却も、初心者でも簡単かつ安心に手間なくバイクのブーツを手放すことができるのでおすすめです。

「個人売買」は一番高く売れる可能性が高いが、「難易度」と「リスク」が高い

バイクのブーツの買取額が最も高いのは「ブーツだけ個人売買で売却した」という売却方法でした。

具体的には、ヤフオクなどのネットオークションサービスやメルカリなどのフリマアプリに出品するといったものです。

ヤフオクやメルカリで、検索ワードに人気のバイクのブーツブランド「エルフ」や「レッドウィング」と入力すると、何百件と出品情報がヒットするでしょう。

一方で、個人売買を選んだユーザーのほとんどが「ヤフオクやメルカリの利用経験がある」というとこもあり、個人売買による売却に不慣れなユーザーにとっては敷居が高い売却方法と言えます。

バイクのブーツは用途や足幅、ソール、ヒールなどの素材などが細かく設定されているので、ブランドや機能が良くても目的や足のサイズが合わなければ買い手がつかないこともしばしばです。

例えば、アメリカンバイクでは「レッドウィング」や「シンプソン」などのエンジニアブーツ、オフロードバイクには「FORMA」などの高性能ブーツ、スポーツ走行用には「コミネ」や「アルパインスターズ」などのプロテクターブーツがマッチするでしょう。

更に、バイクのブーツにはバイク車体そのものとの相性があります。

それぞれのバイクのステップ長やエキゾーストの取り付け位置、シフトペダルの幅などからブーツの使い勝手に違いがでるため、ブランドが良いというだけではなかなか買い手がつきません。

人気の「エルフ」や「レッドウィング」のバイクブーツでも、定期的なお手入れをサボってしまってレザーにカビが生えたり、シフトチェンジ跡が付いていたり、そのような状態が良くないものは売却が成立しない可能性もあります。

努力して個人売買に挑戦してみたはものの、誰にも売却できずに泣く泣く処分することになる可能性も少ないとは言い切れません。

バイクのブーツの買取に関する感想・クチコミ

「ブーツ(シューズ)だけ別の会社(用品店など)に引き取ってもらった」というユーザー

● 「バイクに乗り出してから最初に購入したブーツだったので愛着もあり、かなり悩みました。しかし、バイクを売却してから1週間後くらいしてから、持っていても使い道がまったくないことに気が付きリサイクルショップへ売却しに行きました。」
● 「友人から譲ってもらった物で気に入っていたなので売却することへの名残もあり、非常に悩みましたが知り合いのバイクショップdえ引き取ってもらいました。」

そもそもバイクのブーツを持っている人は、友人や家族から譲ってもらったという人が多いようです。

このような人たちは、「大切な人から譲り受けたブーツだから廃棄してしまうのは申し訳ない気がする」という意見も多く、最終的にトラブルなく引き取ってもらえる「バイク用品店」や「リサイクルショップ」にたどり着くのでしょう。

「ブーツ(シューズ)だけ個人売買で売却した」というユーザー

● 「売却するか廃棄するか、また売却するにしてもどこに売るのかで悩みました。そんなときに、たまたま友人がブーツを欲しがっていたので友人に売却することにしました。」
● 「以前よりオークションサイト(ヤフオク)に登録していたので、このようなバイク用品の個人売買には慣れていたのが大きかったです。」

「友人・知人に無料で譲渡した」というユーザー

● 「そもそもバイクを売ったきっかけが、結婚して実家になかなか帰れなくなったから。バイク関連のものがそのまま車庫に置いてあっても、くたびれてゆくだけと思い、すべて知人に譲ることにした。」
● 「売却前に友人から譲ってほしいと相談され、無償で譲渡しました。」

「バイクと一緒に買取してもらった」というユーザー

● 「バイクを売ったお店で一緒に引き取ってくれるということだったので、何も考えることなくそのまま受け渡しました。」
● 「バイク自体を売却したので必要ないと判断。プライベートで使用するにも向かないと感じたため。」

バイクのブーツを売るなら、ブーツも含めてバイクの査定額を提示してもらうようにしよう

バイクを売るタイミングでバイクのブーツを売却するのであれば、ブーツも含めた査定額を各社に提示してもらうのが良いでしょう。

ブーツがバイクの査定額に大きな影響を与えるかどうかはわかりませんが、少なからず自分でブーツを処分する手間を考えれば、一緒に売却してしまったほうがお得でしょう。

バイク比較ドットコムでは、お住まいに合わせた最大6社のバイク買取業者を紹介することができます。

何社かにブーツも含めた金額を査定してもらい、最高額だった会社にまとめて売却してみてはいかがでしょうか。

「バイクのブーツは売らずに持っておく」という人は3割以上いる

ブーツの売却方法 割合
現在も所有している 35%
ブーツだけ別の会社(用品店など)に引き取ってもらった 25%
ブーツだけ個人売買で売却した 19%
ヘルメットだけ自分で処分した 13%
友人・知人に無料で譲渡した 6%
バイクと一緒に買取してもらった 3%

アンケートの結果によると、126cc以上のバイクユーザーを中心に「もう一度バイクに乗るかもしれないからそのときのためにブーツは捨てずにとっておきたい」という人が多いようです。

近頃のバイクのブーツは人気ブランドである「レッドウィング」や「ホーキンス」のワークブーツのように、ストリートカジュアル色が強いデザインが目立つので、普段履きとして使用している人も多いのではないでしょうか。

また、人気ブランドである「ガエルネ」や「FORMA」のように、足首の保護やつま先の補強など高性能なブーツは自転車やアウトドアのシーンでも便利に使えるため、バイクを売った後でも使用している人は多く存在します。