ホンダのCB400スーパーフォアやヤマハのMT-09、カワサキのZ900RSなどのヒットによって、ネイキッド人気が再燃しています。
ネイキッドとは元々「裸」という意味で、名前の通りカウルがなくエンジンが剥き出しになった見た目で、古き良き二輪車らしいオーソドックスなスタイルが特徴です。
こちらでは、バイク買取でも人気が出ている最近のネイキッド事情を解説します。
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【無料】買取価格をチェックするなぜネイキッドは「バイク買取」で人気があるの?
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ネイキッドといってもホンダのエイプ100といった原付二種から、カワサキのXJR1300やZRX1200ダエグといったラグジュアリーネイキッドまで、様々なタイプがあります。
いったいどんなネイキッドが、バイク買取では人気があるのでしょう。
【カスタム】人気車種のカスタムであれば更に高額買取?!
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ネイキッドのカスタムベース車種といえば、カワサキのゼファー1100、ゼファー750、ゼファー400、ZRX1200R、ZRX1200ダエグ、ZRX400、ホンダのCB1300SF、CB1100、CB400SFボルドール、ヤマハのXJR1300、V-MAX、スズキのGSX1400、GSX400インパルスなどが挙げられます。これらのカスタムであれば更に買取会社で高く査定をしてもらえます。例えばゼファー系であればヨシムラやモリワキのショート・モナカ管、ZRX系ではKファクトリーやアールズギアのフルエキチタン、そして高級パーツのJBパワーのマグ鍛やオーリンズの倒立フォークなどは数十万円のプラス査定だったケースもあります。
バイク比較.comの実績をみると、過去にZRX1200ダエグは142万円、XJR1300は110万円で買取されたものもありました。
走行距離数やカスタム状態が良いものであれば特に、バイク買取で高く買取してもらえるでしょう。
スズキワークスカラーでビキニカウル付のタイプSだったので、思っていたよりも高く査定をしてもらえました。
【レトロ】レトロネイキッドブーム到来?高額買取の可能性!
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昨今のネオレトロバイクのブームに乗っかって、レトロネイキッドと呼ばれる新ジャンルのヤマハのXSR900やカワサキのZ900RS、BMWのR nineTなどが大人気になっています。これらレトロネイキッドは、外装はレトロ、しかしデジタルメーターやトラクションコントロールなど最新の機能を搭載しているというのが特徴です。
そのおかげで60年~70年代のクラシックスタイルを再現しているモデルの価値も見直されています。カワサキのエストレヤやW800、W650といったクラシックは、新車は生産終了となりましたが中古市場では高い需要があります。
これらのクラシックは年式が古いからどうせお金にならない、と、思わないでください。バイク比較.com調べによると、過去には27万円以上で買取されたエストレヤもありました。
レトロネイキッドやクラシックに限らず、査定額は査定をする買取会社の経験や知識で差が生まれます。高く買取してくれる会社かどうかは査定をしてみないとわからないので、一括査定を利用して複数の会社に査定を依頼しましょう。
絶版車であるクラブマン自体が中古市場で人気があるらしく、自分の愛車がフルノーマルだったので、思ったよりも高く査定してもらえました。
【ストリートファイター】人気の250㏄だけじゃない?ハイスペック大排気量も!
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90年代後半からブームとなっているネイキッドの進化系、ストリートファイターも排気量関係なく大人気です。250㏄クラスのストリートファイター分野を開拓したKTMのデュークやヤマハのMT-25、リッターバイクのカワサキのZ1000、スズキのGSX-S1000など、まだまだ根強い人気があるので買取会社で高く査定をしてもらえます。
バイク比較.comの実績をみると、過去にMT-25は37万円、Z1000は82万円で買取されたものもありました。
転倒傷などが無く、状態が良いものであれば特に、バイク買取で高く買取してもらえるでしょう。
オーバーレーシングのマフラーとエンジン、フレームの状態が良いと評価してもらえ、思ったより高く査定をしてもらえました。
【ヘルメット】ネイキッドのド定番、ジェットヘルメットだって買取してもらえる!?
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競技用の高価なフルフェイスだけではありません、ネイキッドにお似合いのジェットヘルメットだって、バイク買取で買取してもらえます。バイク査定の申し込み時に「ヘルメットも一緒に買取できるか」を確認しておくとより確実です。
一括査定を利用して買取の申し込みをすれば、ヘルメットも一緒に買取してくれる会社に出会えます。
初めは引き取ってもらうつもりはなかったのですが、思わぬ高額査定だったので買取をお願いしました。
ヘルメットも買い取ってくれるということを売却時に初めて知り、特に必要はなかったので買取してもらいました。
『関連記事』バイクのヘルメットの買取で失敗しないためのポイント
【ネイキッド】バイク比較.com人気車種ランキングベスト5
ネイキッドと一言で言っても、原付免許で乗れるものからリッターバイクまで、その種類はとても豊富です。どの排気量、モデルを選んでもネイキッドは乗り手や使い勝手を選ばずオールジャンル対応なので、多くの人から愛される定番の人気があります。乗りやすさは他のどのバイクよりも優れているので、バイク初心者には無くてはならないジャンルと言えるでしょう。
是非この機会にネイキッドデビューしてみませんか?こちらではバイク比較.com調べ、お勧めネイキッド人気ランキングをご紹介いたします。
第5位【カワサキ ゼファー750】ゼファー兄弟の中で一番Z2に似ているナナハン
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•排気量:750cc
•発売年:1991年
•中古車価格:平均 91.4万円
空冷直列4気筒エンジンに小柄なボディサイズで、とても乗りやすいと評判のゼファー750です。ティアドロップタンクにラウンドカムカバー、テールデザインがカワサキの名車Z2にそっくりなため根強い人気があります。1991年の発売から2007年の生産終了まで大規模な変更点がなく製造販売されていたロングセラーバイクなので、中古部品やカスタムパーツも豊富です。販売当時の新車価格は70万円程度でしたが近年人気が復活して価格が高騰し、現在では中古車平均価格が90万円程度と、新車価格を上回ってきています。
『関連記事』ゼファー750の買取相場
第4位【ヤマハ FZ-1】YZF-R1エンジンを搭載したスポーツネイキッド
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•排気量:1000cc
•発売年:2001年
•中古車価格:平均 59.1万円
FZ-1はヤマハのSSの名車YZF-R1エンジンをベースにして開発されていて、スポーツ走行が可能なネイキッドです。FZ-1は日本をはじめ世界中で愛されているグローバルロングセラーです。YZF-R1のヒットで爆発的に人気が出たツリ目二眼のフェイスデザインやハーフカウルがFZ-1の全モデルの特徴です。車重が200kg弱と軽量、ヤマハハンドリングと言われる「人機一体」性能による高い旋回性もあり、ずば抜けて高い操縦性能が人気です。
『関連記事』FZ1 フェーザーの買取相場
第3位【スズキ GSX400インパルスタイプS】ブルー&ホワイトのクーリーカラーと大きめビキニカウルが特徴
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•排気量:400cc
•発売年:1999年
•中古車価格:平均 30.7万円
GSX400インパルスのタイプSは、伝説のレーサー・ウェスクーリーのマシンカラーリング「クーリーカラー」を再現したスペシャルモデルです。GSX400インパルスSはスポーツネイキッドですが、シート下に大きな収納スペースもあり利便性も高い造りになっています。エンジンはGSX400Sカタナのものを流用し、バンディットと同じ排気量398ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒です。このタイプSの特徴的なビキニカウルは人気が高く、年式違いのインパルスにタイプSカウルを装着するカスタムも主流になっています。
『関連記事』GSX400 インパルス type Sの買取相場
第2位【ホンダ ホーネット250】リッターバイクと同サイズの前後ラジアルタイヤが大迫力
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•排気量:250cc
•発売年:1996年
•中古車価格:平均 35.2万円
ホーネット250は発売当時から、リッターバイクと同サイズの前後ラジアルタイヤや、シート下に配されたアップマフラーがとても話題になりました。また、ホーネット250のエンジンはCBR250RRと同じエンジンなので良く回ると評判でした。ホーネットシリーズは250~900ccまで基本構造がアルミ製のバックボーンフレームになっているので、車体幅に大きな変化が生じず、250㏄とは思えない大柄な印象が特徴的です。ホーネット250は、1996年の発売から2007年の生産終了まで大規模な変更点がなく製造販売されていたロングセラーバイクなので知名度もあり、現在も中古車市場では需要が高くなっています。
『関連記事』ホーネットの買取相場
第1位【ホンダ エイプ100】これぞ4ミニ最高傑作!走りもアフターパーツも大充実
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•排気量:100cc
•発売年:2002年
•中古車価格:平均 20.9万円
エイプ100は原付二種の区分ですが、4ミニとしてレースやカスタム用途に人気のコンパクトネイキッドです。空冷4サイクル100ccエンジンに、今ではすっかり希少となったセッティング可能なキャブレターを搭載、2017年に生産終了となっていますが、カスタムやチュー二ングを楽しむ愛好家の間で現在も需要が高いです。同じくホンダの人気生産終了モデル「モンキー」と共に2000年代の4ミニブームを牽引、フルカウルのレーサーとサーキットで互角に戦うことができるくらいのチューニング拡張性を秘めた、まさに最高のカスタムベース・ホビーバイクと言えます。今後も市場ではエイプ100の楽しさを求める往年のファンの需要も多いため、エイプ100の価値は値上がりしていくことでしょう。
『関連記事』エイプ100の買取相場
ネイキッドが「高く売れやすい時期」と「買取相場」について
ネイキッドに限らず、バイク買取の相場は季節や時期、流行などによりいつも変動しています。そこで、ネイキッドを上手にバイク買取してもらうための、いくつかのコツをまとめました。
ネイキッドの買取相場は「季節」と「納税期」によって変動する
Googleトレンドというユーザーの検索数からトレンドを調べるツールでみると、「ネイキッド」という単語の検索数は春先に最も多く、年末に最も少なくなります。なので3月頃はネイキッドの需要が高まり、高値で売買しやすい時期と言えます。4月1日時点で車やバイクを所有していると「自動車税」の納税義務が発生するので、それまでに買取査定を依頼しましょう。
ネイキッドの買取相場を知りたいなら「自動オンライン査定」
繰り返しますがネイキッドは季節や流行で価値や査定額が変動します。しかし、およその買取相場を知りたいだけであればこちらの自動オンライン査定をご利用ください。「メーカー」「排気量」「車種」を入力するだけでネイキッドの買取相場を知ることができます。買取相場を知っておくと、例え低い査定額を提示されたとしても断ることが出来るので、買い叩かれないためにも必要です。
『関連記事』バイク比較.comの自動オンライン査定
高く買取してもらうコツは「上手に比較すること」
ネイキッドの買取については複数の会社に査定してもらうことが本当に大事、私が愛車のカワサキの250TR(05年式・走行1万km)を一括査定依頼したとき、A社では95,000円でB社では105,000円、C社では125,000円でした。これほど買取会社によって査定額が違ってくるのです。
基本的なバイク買取を成功させる方法をこちらにまとめましたので参照してみてください。
『関連記事』【2018最新版】排気量別で見る「バイク買取完全ガイド」
バイク買取会社なら「手間」も「トラブルの心配」も少ない
ヤフオクやメルカリなどのネットオークションでネイキッドを売ると、バイク買取や下取りよりも高値になるかもしれません。しかし対個人での取引となるため、思わぬトラブルに繋がることも良くある話です。
特に車検のある中型~大型ネイキッドであれば複雑な譲渡手続きの書類を作成しなければならず、場合によっては行政書士を使う必要さえ出てきます。カスタムされている場合が多いネイキッドでは、後付けマフラーが排ガス検査に対応出来ず車検が通らなかったという例もあります。最寄りの役所で簡単に手続きが出来るはずの原付ですら、譲渡証明証の書き損じから売買先と何度もやりとりをしなければならなかったという悲惨な話もあります。
バイク買取会社への買取であれば、全てをお任せできるのでとても簡単です。
『関連記事』失敗しない!「バイク個人売買の流れと注意点」
まとめ
出典:motorcycle.com
本ページでは最近のバイク買取でのネイキッド事情についてご紹介しました。
・ネイキッドのバイクと一緒にジェットヘルメットも買取してもらえる
・ネイキッドを査定に出すのであれば需要が高まる3月頃がおすすめ
・ネイキッドを高額査定してくれる業者を見つけるには一括査定を利用するのがおすすめ
・ネイキッドに限らず個人売買の方が高くなる可能性があるが譲渡手続きでトラブルになる
ネイキッド査定の場合、複数の買取業者を比較しながらしっかりと売却先を選ぶことが成功の鍵です。ぜひバイク比較.comの一括査定を利用して、あなたのネイキッドを高値で買取してもらいましょう。